メタタグは、ウェブブラウザ上では直接表示されませんが、検索エンジンのロボットに対
してホームページの概要などを伝える役割を持つものです。
メタタグは、head要素に記述されていてタイトルタグよりも上に位置しています。
メタタグを使用すると、たとえばその文書の文字コードや検索向けのキーワード、作成者名と
いった情報を指定することができます。
<META name=”description”>
というメタディスクリプションは、検索ホームページの検索結果ページに反映される文書で
す。
ライバルページのメタディスクリプションを見ると、検索ユーザーがアクセスしてみたくなるような文章が書かれていることに気付くでしょう。
このメタディスクリプションに何も記載していなければ、検索結果ページには、そのページの本文のテキストの中から自分が思いもよらないような文章が表示されたり、タイトルだけで説明文が表示されなかったりします。
そのため、検索結果ページに表示されたあとのクリック率(ページへの誘導率)に悪影響を及ぼす恐れがあります。
ですから、検索結果を見た人に内容が伝わるような文章をメタディスクリプションに記述しましょう。
メタディスクリプションはこのような性質上、検索エンジンからの集客を行うのにとても大事なポイントとなります。
検索結果に表示されたあとの集客には欠かせないメタディスクリプションですが、検索
結果の順位決定の判断材料としては、検索エンジンのロボットはメタタグを重要視してい
ないという説もあります。
その理由は、メタタグの中に記載された内容はウェブブラウザには表示されないという性質を持っており、過去にその性質を悪用して不正を行うホームページオーナーが多かったからだと考えられています。
とはいえ、冒頭に述べたような、検索結果ページに表示された際にアクセスされやすくす
る効果はありますし、やはりSEO対策を行う上では軽視すべきではないといえるでしょう。