検索結果の上位表示を目指すキーワードの選定では、楽に上位表示ができて、かつ、会社のサービスや商品の成約に結びつきやすいものを選ぶことが理想です。
そのようなキーワードを見つけるためにも、まずは、あなたのホームページに来て欲しい人が入力しそうなキーワードを、思いつく限り数多く書き出してみましょう。
なお、キーワード選定を行う上では、類義語も考慮する必要があります。
たとえば、「結婚式」を「披露宴」と検索する人もいれば、「挙式」と検索する人もいるでしょう。
こういった類義語をあらかじめ数多く考えておくことが、より上位表示しやすいキーワードを見つけることにつながります。
しかし、自分の頭の中で考えているだけでは、なかなか類義語が思い浮かばないこともあるでしょう。
そんなときに役に立つのが、「Weblio類語辞典」や、「類語jp」というサイトです。
Weblio辞書
http://www.weblio.jp/
類語JP
http://www.gengokk.co.jp/thesaur us/
もちろんメインのキーワードだけでなく、検索ユーザーが2語目以降に入力するサブキーワードも、さまざまなバリエーションを思い浮かべながら考えましょう。
サブキーワードを選定するときにも、類義語と同じように、便利なホームページがいくつかあります。
その代表的なものに、「GoogleAdwordsキーワードツール」や「goodkeyword」があげられます。
こういったキーワードを調べることができるサイトを上手に活用しながら、より望むべき結果につながるような複合キーワードを選び出していきましょう。
GoogleAdwardsキーワードツール
https://adwor ds.google.co.jp/select/KeywordToolExternal
goodkeyword
http://goodkeyword.net/
キーワードを書き出す作業が終わったら、それらのキーワードをホームページの中にちりばめていきます。
上位表示したいキーワードを使用しつつ、他の類義語のキーワードも個別ぺージに使用していきましょう。
これには幅広いキーワードで検索結果に表示されるため見込み客の入り口を広げるという効果があります。
あなたの会社がウェディングのサービスを提供しているなら、結婚式場を予約したいお客様も、披露宴会場を探しているお客様も、取りこぼさないように集客するための対策です。
こうすることで、「結婚式場+予約」でSEOを行った際のライバルが強すぎて上位表示できないときでもスムーズに「披露宴+予約」というキーワードで上位表示できる場合があります。
各ページにキーワードをちりばめる作業を行う際に大事なことは、「メインキーワード」は極力1ページにつき1キーワードにするということです。
たとえば、同じトップページ内で、「着物」「タキシード」「喪服」「袴」と、本来であればメインキーワードにすべきキーワードを1ページにたくさん盛り込むことで、より多くの組み合わせのキーワードで上位表示させようと考えてしまう人がたくさんいます。
しかし、実はこの方法では、あまりよい結果は得られません。
なぜなら、ひとつのページにあまりたくさんのキーワードを詰め込みすぎると、検索エンジンのロボットに「何についてのページなのか」ということが伝わらなくなってしまうからです。
また、訪問者の視点で見ても、着物を借りたいと思って検索している場合は、「着物も袴もタキシードもあります!」というようにあれもこれもと色々なことを書いているページを見せられるよりも、着物だけの情報に絞って書かれたページのほうが喜ばれることが多いでしょう。