より売上につながりやすい、「複合キーワード」の概念についてお話します。
複合キーワードとはいくつかのキーワードを組み合わせて作るキーワードのことです。
着物をレンタルしたいという目的で情報を探している人の多くは、「着物+レンタル」というキーワードの組み合わせで検索するでしょう。
また、着物を購入したい人であれば、「着物+購入」もしくは「着物+販売」という組み合わせなどで検索するのがほとんどです。
「着物+レンタル」と「着物+購入」、いずれの検索パターンも検索の対象となる主要なキーワードは「着物」ですが、検索ユーザーの目的や欲求によって2語目以降のキーワードが変化しています。
このとき、検索の対象となる主要なキーワードのことを「メインキーワード」と呼び、2語目以降のキーワードは、さらに検索結果を絞り込むために補助的に入力されるという意味合いで「サブキーワード」と呼びます。
このメインキーワードとサブキーワードを組み合わせたものが、複合キーワードです。
サブキーワードには検索ユーザーの欲求が表れています。先ほどの例でいえば「着物+レンタル」「着物+購入」という複合キーワードのサブキーワードを見ると、「(着物を)レンタルしたい」、「(着物を)購入したい」という検索ユーザーの欲求を汲み取ることができるのです。
さらに、「着物+レンタル+福岡市」と新たなサブキーワードを追加して検索している検索ユーザーは「福岡市で着物をレンタルしたい」と思っているのではないかと推測できます。
このように、検索キーワードが1語増えるごとに、検索ユーザーのニーズをより明確に推測することが可能となります。
ホームページを活用して商売を繁盛させようと思えば、こういった検索キーワードから推測できるユーザーのニーズをもとに、どんなキーワードで上位表示することが効果的なのかを検討することは非常に重要です。
このように、自社の扱っている商品やサービスの特性を考え、それを購入したり申し込んだりする見込み客が検索するであろうキーワードに絞ってSEOなどのアクセスアップ対策を行うことで、初めてホームページを商売に活かすことができるのです。
あなたがもしダイエット商品を販売しているのであれば、食べても食べても太らないような人を相手にしても疲れるだけです。
今すぐにでもダイエットしたい人だけに、次から次へと集まってもらうことができれば、こんなに楽な商売はありません。
そんな夢のようなことを実現することができるのが、検索サイトの検索結果画面を利用したインターネットマーケティングの醍醐味なのです。