労力を最小限に抑えて結果を出すための省エネSEOは、次の流れで行っていきます。
まずは、「キーワードの選定」でライバルと戦うキーワードを決めます。
キーワードは、自社のサービスや商品に関係のあるものであることはもちろんですが、それに加えて集客効果の高いものでないといけません。
さらにいうと、ライバルはもともと少ない方が望ましいでしょう。
あなたの会社のホームページで提供しているサービスを探している人が検索しそうなキーワードでなおかつ、競合他社が少ないキーワードを選定することができれば、これ以降の難易度がぐっと下がります。
次に「ライバルサイト探し」です。
SEOで抜き去る相手、つまりライバルのホームページを探します。
選定したキーワードでの検索結果で自社のホームページの上にあるホームページがこれにあたります。
ライバル探しが終わったら、「ライバルの内部要因のチェック」を行いましょう。
SEOの内部要因の抑えるべきポイントについて、ライバルは現状どのような対策を取っているのかを調べます。
ライバルのホームページとあなたの会社のホームページのソース(HTML文章)を開いて見比べます。
そこで使用しているタグやキーワードの使用頻度について、自社のホームページとライバルのホームページはどう違っているのかを見てください。
次にライバルのホームページとあなたの会社のホームページの比較した項目の中で、現時点で自社のホームページの方が負けていると思うものに対して、「内部要因の改善」を行っていきましょう。
負けていない、もしくは勝っていると思われる項目は飛ばして大丈夫です。
次々に先のチェック項目の内部要因の改善に進んでください。
内部要因の改善が終わったら、次は「ライバルの外部要因のチェック」に進みます。
基本的には内部要因と同じく「チェック→改善」を繰り返すだけです。
外部要因とは、被リンクのことですが、ライバルのホームページは、どのような被リンクをもらっているのかを調べて
いきます。
ツールや検索エンジンを使用して調べることができます。
最後に「外部要因の改善」を行います。
内部要因のときと同じく、負けている項目のみあなたの会社のホームページでも被リンク対策を行っていきましょう。
以上で、SEOの一連の流れは終了です。
ここまで終わったら、またひとつ上を目指し、新たなライバルを探すために②に戻ります。
そして、ライバルがいなくなるまでひたすら「ライバルサイト探し」〜「外部要因の改善」の手順を繰り返しましょう。
実際には、ひとつずつ順位が上がるわけではありませんので、一気に2つ、3つとライバルにして、同時に対策を行うと効率的です。
これであなたの会社のホームページは検索結果1位になるはずです。
しかし、このように順調に進めばよいのですが、どうしても勝てない相手にぶつかるときもあります。
膨大な資金を投入できる大企業や、インターネットの世界がまだ一般的でなかったころからSEO対策を行っていた古参の企業のホームページが相手では分が悪いこともあります。
そのようなときは、無理して闘わずに「キーワードの選定」に戻り、また違うキーワードを探してみることをおすすめしています。
ムキになって戦うのは、ライバルを抜き去るSEOでは正しい行動とはいえません。
キーワードは組み合わせにより、無限に存在するのですから新しい戦場でもっと弱いライバルと戦えばよいのです。