ライバルページの被リンク数がチェックできたら、その数よりもひとつでも多くの被リンクを獲得するようにしていきます。
では自社のホームページの被リンクの数を増やすには、どのような方法があるのでしょうか。
まず考えられる対策が、ホームページのコンテンツ(内容、中身)を、見ている人がリンクを張りたくなるような素晴らしいものにするということだと思います。
あなたの会社のホームページを見た人が、「このホームページは、自分のホームページの訪問者にも紹介したい」と思うようなものであれば、自然に被リンクの数は増えていくでしょう。
そうやって、多くの人から評価を受けながら自然に被リンクの数を増やし、その結果、検索結果の上位に表示されるというのが、SEOの理想の姿だともいえます。
しかしながら、これはあくまでも理想の話であって、どんなに素晴らしいホームページであっても、そもそも見てくれる人がいなければ、被リンクの数は増えようがないのです。
ただ何もせずに、コンテンツ(内容、中身)を充実させていくだけでは、被リンクの数を増やすには時間がかかりすぎてしまい、これではライバルに勝てる日はいつになったら訪れるのかわかりません。
より早く、検索結果の上位表示を実現するためには、ホームページを作成している人に対して、自分のホームページにリンクを張ってもらう何らかの働きかけをする必要があるということです。
まず思いつく相互リンク相手として、取引先や友人のホームページがあります。
日頃から付き合いのある取引先や友人にお願いすればリンクを張ってくれることがほとんどでしょう。
しかし、取引先や自分の友人などからリンクを張ってもらう方法では増やせる被リンクの数に限りがあります。
たとえば、ライバルページの被リンクの数が100件であれば、それを超えるためには、ホームページを作成している101人の知人が必要です。
しかしホームページを作成している知人が100人も200人もいるような人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
そこで、直接の知人ではない人が作成したホームページからどうやったらリンクを張ってもらえるか、ということを考えなければならないのです。
すでにご存知の方も多いとは思いますが、たとえ知らない間柄であっても、メールのやり取りなどを通じて、互いのホームページにリンクを張り合うことはインターネットの世界では一般的な行為になっています。
ですからあなたも、リンクを張ってもらいたいホームページを見つけて、そのホームページの管理人に自分から積極的に相互リンクを依頼するメールを送ることで、被リンクの数を増やしていくことができるのです。
これまで、知らない人に相互リンク依頼のメールを送ったことがない方は、とまどうことも多いのかもしれません。
しかし、メールの書き方など一定のマナーを守って依頼すれば、相互にリンクしあうことは相手にとってもメリットのあることなので、喜ばれることも多々あります。
また、私にも経験がありますが、相互リンクをきっかけに、人脈が広がり、ビジネスに発展するということもあるので、積極的に相互リンクの依頼をすることをおすすめします。
もし、あなたのライバルホームページが100件の被リンクをもらっているなら、あなたはそれ以上に相互リンクを獲得できるように相互リンクの依頼メールを送信しましょう。